平均と中央値

 先日、お仕事中でしたが、ちょっと井戸端会議をしました。(←先生には内緒。)

なんと、日本人の平均貯蓄額が、1700万円なんだとか。・・・・・びっくりです。

でも、これって、平均マジックというらしく、一人が、10億円貯蓄していると、残りの99人が10万円の貯蓄額でも、平均貯蓄額は1000万円になってしまうそうで。

中央値、というのがある意味正しい数字らしいです。

ピンからキリまでを並べた時の真ん中の数字。これだと、1200万円。

 それでも、びっくり金額でしたが、これって、社長さん世帯とかも含んでいるので、サラリーマン世帯だけで絞ると、平均が700万円、中央値が225万円なんだそうです。


あ、やっと理解できる数字になったな、と思いました。

平均って、なんとなく真ん中と考えていましたが、平均って平均なんじゃん、と改めて思いました。

平均マジックに騙されていたな、と。

だから、あんまり平均点なんて気にしなくていいのよ、世の学生諸君。

一部のすっごーーーく頭のいい人が平均点を上げてるだけなのよ、中央点を気にした方がいいのよ、と。


ちっちっちっ、平均に踊らされちゃダメだぜ、と思いつつ。

700万と225万って、ずいぶん違うんだな、とも思いました。

これがいわゆる格差ってやつなのでしょうか。

普段はあまり意識したこともありませんでしたが、こんな風に数字に表れると感慨深いものがあります。


平均と中央値。

なるほどねー。と思う秋の一日でした。